TASCAM US-2×2

オーディオインターフェースちゃんリプレイスの巻。

制作環境をMac OS X 10.11 El Capitanにそろそろ移行しようかという今日この頃。El Capitanも、最初は特定のAUプラグインの検証に失敗するという不具合があったものの、それも10.11.1で対応されて、Native InstrumentsやWavesも正式対応を発表しはじめています。Line 6関連も、ユーザ報告レベルでは動作するようになったみたいで、あとはメーカー(Line 6)からの正式対応発表待ち。

と、わくわくしていたらー。

長年歴戦を共にしたオーディオインターフェース、Focusrite Saffire 6 USBが、僕が使っているUSB1.1版に限り、El Capitanは対応しませんという悲報が。

どうやら、USB Audio Classに準拠していてドライバ要らずのUSB2.0版と違い、USB1.1はベンダーがドライバを独自に開発する必要があり、もうFocusrite的にはやりたくないよね、という意向のもよう。あーまいった。

まあ実際のところ、ギターを録った音とか、もっと前に買ったLine 6 TonePort DIの方が全然よかったり、Saffire 6には微妙に満足していなかったので、思い切ってTASCAM US-2×2を買っちゃいました。

他の候補はSteinberg UR22だったのですが、まあ今はLogicユーザですし、とかいう宗教論はさておき、決め手は2IN/2OUTの、いわゆる「入門機」であるにもかかわらず、プリアンプやDACに手抜きがないこと。あと、DSPやミキサーが内蔵されておらず、余計なトラブルの心配がないこと。内蔵DSPとなると、どうせならUADくらい欲しいですし、内蔵ミキサーはFocusriteの今の製品なんか見る限り必要性を感じませんし。

毎度おなじみサウンドハウスさんにオーダー、中一日で着弾。早速Macに接続。USB Audio Class準拠なので、ドライバ要らず(これもUR22より良いところ)。すぐ使えました。入出力の設定変更等に使うソフトウェアのインストールは必要ですけどね。

肝心の出音ですが、うむ。すばらしい。どう聴いてもSaffire 6とは別格。いかにもモニター向けな、解像感が高く、特に高域がぜんぜんシルキーで伸びやかな音。この時点で買って満足。

録音はというと、まだギターしか録っていませんが、なんと、TonePort DIで録っていたころの音がカムバック。やったね。Saffire 6だと、ハムバッカーのギターをつなぐと、ゲイン0でもピーク出ちゃったりしていたのですが、US-2×2だとちゃんとゲインを調整できる。今になって気づいたのですが、そもそも、Saffire 6のINST入力ってインピーダンスどうなってんだろうって感じ。

まーすべて結果オーライで。El Capitan対応のつもりが、なんだかすっげアップグレードになりましたとさ。

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